働き方改革へチャレンジ

介護業界が抱える人材不足を解消するためにすべきこと

ベンチャー企業は介護業界の光となるか?

介護業界は現在、急速に進む高齢化に対応できていない状況です。親世代の高齢化が進むなか、介護を事業所に任せる家庭も増えてきました。実際問題、家で高齢者介護をするのには現役世代への負担が大きく、限界があります。そのため、事業所での介護を希望するのですが、年間で何万人もの介護難民を生み出す結果になってしまっています。近年では適切なサービスを受けるために、順番待ちをしているという状況があります。

この問題の原因は、介護職員の人員不足が考えられます。介護職は一般的に言われる3K(きたない・きけん・きつい)のイメージが強く、介護業界への就職希望者はあまり多くありません。そのため、介護サービスを受けたいという需要の増加に対して、サービスを供給する側の人員が圧倒的に不足しているのです。この問題に対応するために、介護に必要な資格を取りやすくしたり、給与や職場の待遇改善が行われるようになりました。

一見人気の無さそうな介護業界ですが、近年ではベンチャー企業の活躍も多く見られています。例えば、現場で出された課題に対してAIを活用するなど、今までに無かった取り組みが行われるようになってきました。情報を共有することで、機械を使って問題解決の提案をする事が可能となったのです。これにより、従来通り現場のプロも育成しながら、そのノウハウを職員で分け合うという効率的な働き方ができるのです。自分の得意分野を伸ばしつつ、社会貢献もできる新しい取り組みは、これからの超高齢化社会に必要なシステムとなるでしょう。※参考サイト⇒⇒⇒http://kaigo-venture.com